【印西市】印西音頭の歌詞にも出てくる「結縁寺」の弁天池のあじさいが咲き始めています
以前の記事で、印西音頭の2番の歌詞に出てくる「光堂」をご紹介しましたが、その歌詞に「光堂」と並んで出てくるのが「結縁寺」です。
♪『筑波ナー 筑波あの峰 あの空はるか 今日も明日も 伸び行く町は 古い歴史の夢の跡 サテ 光堂やら結縁寺 ソレ イヤサカ サッサト 印西ヨイトコ ヨーイトナ』
その「結縁寺」を訪れてみました。
場所は、千葉ニュータウンエリアの印西市高花の住宅街からも近い場所でありながら、昔ながらの田園風景の広がる地域にあります。
以前にご紹介した高花の「お好み焼き とむら」からも歩いて5~6分の場所です。
結縁寺は、奈良時代の初期に、あの奈良の大仏を造立した僧「行基」によって創建されたお寺なのだそうです。
平安時代、真言僧がこの寺に住み、一般の人に仏縁を結ばせる儀式の結縁潅頂を行ったのが「結縁寺」の名前の由来なのだとか。
ちなみに、「結縁寺」の読みは「けちえんじ」らしいです。
「結縁寺」には、国指定重要文化財の「銅造不動明王立像」がご本尊として納められているとのことです。
不動明王は、全ての障害を打ち砕くという御利益があり、むかしからありがたいものとして敬われている仏様です。
こちらが「結縁寺」の本堂です。
住職さんのいらっしゃらないお寺なので、中には入れず、もちろん中に納められている「銅造不動明王立像」も見ることはできませんでした。
参道の入り口の両側に2基の石塔があります。六角石塔というものだそうですが、この形態は大変珍しいものなのだそうです。
だいぶ薄くなってしまっていますが、天保という文字が見えます。石塔は江戸時代に建てられたのですね。
また、参道の入り口脇には花井戸があり、蓮の葉が群生していました。
夏の時期の蓮の花が咲くのが楽しみですね。
「結縁寺」のすぐ隣には弁天池があり、水神様を祀る祠があります。
その弁天池のまわりにはあじさいが植えられており、あじさいの花が咲き始めていました。
こちらにはピンク色のあじさいが咲いていました。
その他に、こちらは青色のあじさいも咲き始めていました。
撮影日は2023年6月3日(土)ですが、あじさいの花の色づきも半分ほどでしたので、まだしばらくは見頃が続きそうです。
古い歴史を持ち、そして印西音頭の歌詞にも出てくる「結縁寺」と、あじさいを見に行ってみてはいかがでしょうか?
「結縁寺」はこちら↓