【鎌ケ谷市】家具の整形外科病院てどんな病院!?「修理工房ウッディプロ」をのぞいてみました

鎌ケ谷市初富の、初富保健病院や鎌ケ谷市立西部小学校のすぐ近くを通ったときに見つけたこの看板。「家具の整形外科病院」ですと!?
気になったので中をのぞかせていただくことにしました。

ウッディプロ_外観もちろん、病院ではありません。
「家具の整形外科病院 修理工房ウッディプロ」という家具の修理工房です。
工房には、現在お客様からお預かりして修理中のテーブルや椅子などがありました。

ウッディプロ_テーブル修理こちらは壊れた椅子を、一旦全部解体し、壊れた箇所を直して再度組み立てている最中だそうです。

ウッディプロ_椅子修理こちらの一枚板のテーブルは、こげ茶色のテーブルだったそうですが、それを研磨して地の木の色に戻してから、再度塗り直すのだそうです。
研磨には、大きな面は電動の研磨機を使い、細かい箇所はハンディのやすりを使ったりと、細かく使い分けているそうです。

ウッディプロ_やすりその塗料も色々取り揃えられていました。

ウッディプロ_塗料こちらが手術道具、いや、修理道具です。手作業で修理する道具は、特別な物を使っているわけではなく、一般の家庭にもあるようなものでできるのだそうです。

ウッディプロ_修理道具一方、こちらは一般家庭ではなかなか目にしないものですね。電動ドリルです。

ウッディプロ_ドリルアイロンが置いてあったので何に使うのかうかがったところ、突板という天然素材のシートを家具に貼る際にアイロンの熱による化学反応で接着剤を固めるのに使うのだそうです。

ウッディプロ_アイロン工房におじゃましたこの時は、その他に、このような座面が壊れた椅子もこれから修理を控えていました。
こちらの椅子は、座面の裏の木の板が割れてしまっているので、木の板を張り替えることになるとのことです。
椅子の話で言うと、最近人気の海外ブランドのセブンチェアの修理依頼もあるそうですが、プラスチックパーツが壊れた場合、メーカーからの調達ができないので再利用できない時はその部品を木で作り直すということも稀にあるそうです。

ウッディプロ_壊れた椅子その他に、このようなサイドボードなどの大型家具の修理依頼も来ていました。
このサイドボードは違いますが、アンティーク家具の修理の場合、あえて綺麗にできすぎないように後からアンティーク感を出す処理を施したりもしているのだとか。きめ細かい作業をされているのですね。

家具以外に、スピーカーや、フィギュアの壊れた部分なども直してくれるそうです。

個人のお客様から宅配・引越業者、輸入家具店などの企業まで、幅広いお客様から依頼があるそうです。

ウッディプロ_サイドボードこちら「家具の整形外科病院 修理工房ウッディプロ」マネージャーの富田さんです。
富田さんが家具の修理を始めるきっかけになったのは、大手引越会社で品質管理部門の荷物事故担当をされていた時。
キズついた家具を修理する業者に出入りをしていて、家具の修理を見ていたら「面白そう!」と思い、その家具の修理会社にそのまま転職をされたことから始まります。
その後、独立して、当時千葉県内には2~3軒しか家具修理のお店が無かったこともあり、千葉県内でお店を開くことに決め、26~27年前(2023年現在)に最初は鎌ケ谷大仏で創業されました。
10年ほど前に、こちらの初富に移転をされたのだとか。
その10年前から息子さんも一緒に工房で作業をされています。
ちなみに、家具修理職人として一人前になるまでは5~6年かかるそうです。

ウッディプロ_富田さんご自宅で使っている家具が壊れたり、キズついてしまったりしても、それが思い入れのある家具だとなかなか手放せないところですよね。
そんな時、「家具の整形外科病院 修理工房ウッディプロ」にご相談してみてはいかがでしょうか?

家具の整形外科病院 修理工房ウッディプロ」はこちら↓

イチーバくん

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