【白井市】マネキンがお迎えする梨園!? 千葉なし味自慢コンテスト2年連続入賞している「鈴木果樹園」
梨の収穫量全国1位の千葉県において収穫量トップクラスの「しろいの梨」。白井市内には沢山の梨園があります。
先日、目の前を通った時からずっと気になっていた、白井市根の木下街道沿い、「生鮮市場てらお 白井店」から鎌ケ谷方面に歩いて5分ほどのところにあるこちらの梨園「鈴木果樹園」にうかがいました。
気になっていたのは、なし坊とかおりのイラストの入った梨の看板、ではなく・・・
一瞬、「何かの間違い? 」と思ってしまいますが、まさしくあれは・・・マネキン!!
梨園になぜマネキン!? 梨直売所にいらっしゃった「鈴木果樹園」の方にお話をおうかがいしました。
こちらが梨園を営んでいる鈴木さんと息子さんです。
ここでの梨園の営業は60年くらいで、鈴木さんは三代目。
以前は市場向けのみだったそうですが、平成9年から一般向けに梨の直売もスタートしました。
マネキンはもともとカラス除けのためにカカシ代わりに梨畑に置いていたものだそうですが、梨の直売をスタートした時点で白井市内の他の梨園より遅めの直売スタートだったこともあり、特色を出すためにマネキンを店頭に置くことにしたのだそうです。
また、直売所には「千葉なし 味自慢コンテスト 2年連続入賞」と書かれた暖簾が。
梨の、●糖度、●食味、●形状、●箱詰めの見栄え、を競う千葉県のコンテストで「鈴木果樹園」は令和元年に6位に入賞し、翌年も入賞しました。
受賞した品種は令和元年は幸水、翌年は豊水だそうです。
ちょうどうかがった時は幸水が販売されていました。
幸水から販売をスタートして、今の時期は幸水の他に、幸水と豊水を掛け合わせた珍しい品種の秋水(しゅうすい)も販売しているそうですが、この日はもう秋水は売り切れていました。
幸水はまもなく2023年8月27日(日)あたりで販売は終了し、その後、豊水が出てくるそうです。
9月以降は5種類ほどの品種が出てくるのだとか。その頃も楽しみです。
箱入りだけでなく、袋入りでも販売されていますので、贈答用だけでなくご自宅用に買って帰ることもできますね。
収穫した梨を重さごとに振り分ける選果機を見せていただきました。
人の目だけでなく機械でもチェックしているのですね。
もちろん、重さ以外のところではこちらの選果基準表を元に人の目でもしっかりチェックしているそうです。
直売所のすぐお隣にある梨畑も見せていただきました。
今ちょうど梨畑には、これから収穫を迎える豊水がたわわに実っていました。
まさに枝がたわむほどずっしりと多くの実をつけています。
そのため、枝がかなり低い位置に降りてきていますが、実を収穫すると枝は軽くなり元の高さに戻るのだそうです。
水分をたっぷり含んだ梨はそれだけ重いということですね。
それにしてもすごい梨の数です。圧巻でした。
「鈴木果樹園」の幸水を買って帰りました。
偶然ですが、なし坊の顔のところに梨がちょうどはまった写真が撮れました。
とってもみずみずしくて甘い梨。美味しくいただきました。
「鈴木果樹園」の美味しい梨を買いに行ってみてはいかがでしょうか?
マネキンがお迎えしてくれますよ。
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