【印西市】勝田台の老舗「貝殻亭リゾート」の社長さんが自らキッチンに立つポップアップレストラン「社長食堂」では月替わりのラーメンがいただけます＠牧の原テーブル

北総線の印西牧の原駅からも近い牧の原モアの中にある「牧の原テーブル」は、レストラン・カフェ・シェアキッチン・コワーキングスペース・ショップなどのさまざまな体験を行えるスペースになっています。

その「牧の原テーブル」で今年2023年より、八千代市勝田台の老舗仏蘭西料理「貝殻亭」をはじめとする「貝殻亭リゾート」の社長さんが自らキッチンに立つポップアップレストラン、その名も「社長食堂」が月２回出店しているということで、食べに行ってみました。
「社長食堂」は、「牧の原テーブル」内で通常オープンしているレストラン側ではなく、お隣のシェアキッチンにて出店しています。

うかがった日の「社長食堂」のメニューは、津軽ラーメン。

サイドメニューとして限定の煮干し飯もあるとのことで、そちらもいただくことにしました。

フードコート形式になりますので、注文後、お呼び出しブザーを受け取り、席でしばし待ちます。

数分後ブザーが鳴り、カウンターに取りに行き、席まで運びます。

こちら津軽ラーメン。
煮干しがしっかり効いたスープが特徴のラーメンでした。

チャーシューも柔らかく、味玉もしっかり味が染みていて美味しかったです。

そして、こちら煮干し飯。
雑穀米と削り節がとても相性が良く美味しい煮干し飯でした。

ちなみに、「牧の原テーブル」内レストランの通常メニューにもラーメンがありますが、こちらのラーメンは「社長食堂」とは別になります。

レストランでは、ラーメン以外にも色々なメニューがあります。

洋食やパスタ、カレーなどがいただけます。

貝殻亭リゾートでも出しているメニューもあるとのことで、せっかくなので、貝殻亭リゾートメニューの薬膳カレーもいただくことにしました。

レストランもフードコート形式です。

こちら貝殻亭リゾートの薬膳カレー。
カレーはスパイスが効いていますが、さほど辛くはなく、素揚げした野菜もたっぷり入っていてヘルシーな薬膳カレーでした。

それにしても、なぜ社長さん自らがキッチンに立って、ラーメンを作ろうと思ったのでしょうか？
「社長食堂」の営業終了後に、「貝殻亭リゾート」岩﨑肇社長にお話をうかがいました。
今からまかないラーメンを作るとのことで、厨房で岩﨑社長がラーメンを作りながらお話をさせていただきました。

仏蘭西料理「貝殻亭」は創業40年近くになりますが、岩﨑社長が事業として引き継いだのが24年前の1999年。
これまで特に料理はしたことはなかったそうですが、36歳の時にグランシェフに「一緒に手伝ってくれないか？」と声をかけられ、初めて厨房に入ったのだそうです。
それからフレンチをはじめ、各国料理を研究し自ら作るようになっていったのだそうです。

そんな中で、ラーメンに非常に興味を持ち、栃木県小山市にある「プロの為のラーメン学校 キッチンヒョードー」でラーメンを学ばれました。
そして、そこで知り合った製麺所の方に麺を開発していただき、2019年より「やちよ道の駅食堂」でラーメンを作り始めました。
その後、2021年より牧の原テーブルでもラーメンを作り、今も開発を続けられています。

そして今年2023年より、ポップアップ出店として自らキッチンに立つ「社長食堂」をスタート。
日ごろから現場最前線で働く仲間への敬意と、お客様への感謝の気持ちを直接お伝えしたいということで決意されたのだそうです。
この美味しそうなまかない津軽ラーメンは、お隣のレストランで働いていた仲間に運ばれていきました。

そして何よりも、岩﨑社長がラーメンが好きで、日本全国のラーメンを食べ歩き、研究することが好きなのだそうです。
月２回のポップアップではありますが、今後のラーメンも楽しみですね。

2023年10月は津軽ラーメンでしたが、11月は、博多漁港に面する長浜で生まれた長浜ラーメンとのこと。
北の煮干しの効いた津軽ラーメンから、西の豚骨スープの長浜ラーメンへ。ガラッとタイプの違うラーメン。
それもまた楽しみですね。
11月11日（土）と、11月26日（日）の出店だそうです。

ぜひ、「牧の原テーブル」のポップアップレストラン「社長食堂」にラーメンを食べに行ってみてはいかがでしょうか？

「社長食堂」が出店する「牧の原テーブル」はこちら↓