【印西市】純手打ちそばがいただける「栄屋 木下東店」は、大正・昭和・平成・令和に渡り三代続く老舗おそば屋さん
JR成田線の木下駅から東に1.7kmほど歩いたところ、印西市木下東の住宅街の一角に、おそば屋さんの「栄屋 木下東店」があります。
以前にご紹介したいんザイ君どら焼きを作っている和菓子工房「菓子舗 紬」も近く歩いて3分ほどのところです。
見た目は普通の一軒家ですね。
店内はテーブル席は4人掛けのものが2つ。
お座敷は、畳の部屋とフローリングの部屋の2つありました。
フローリングのお座敷は、けっこう広いです。
入り口のボードに、本日のそばの産地が書かれていました。
メニューは各テーブルに置かれていますが、その種類の多さに迷ってしまいます。
フロアを切り盛りする店主の奥様が、丁寧にメニューの説明をしてくれます。
純手打ちそばは、その名の通り手打ち、かつ、手切り。
通いそばというのは、白っぽいそばで、この日は茨城八溝山麓産の通いそば。
香りそばというのは、黒っぽい田舎風そばで、山形西蔵王高原産の香りそば。
この中から、「とろろ付香りそば」と、「天ぷら付通いそば」をいただくことにしました。
(通いそばのセットは、香りそばのセット価格プラス50円。)
純手打ちそばと他のそばでは何が違うかというと、他のそばは切りの工程で製麺機を使われているのだそうです。
飲み物は、そば茶かお水か選べますので、そば茶をいただきました。
こちら「とろろ付香りそば」。
そば殻のつぶつぶが見える田舎風そば。
でも、硬さはなく、ツルツルと啜れるおそば。
香りそばというだけに、そばの香りが高いです。
うずらの卵を落としたとろろも美味しく、おそばとの相性は抜群。
漬け物と、手作りのそばとうふぜんざいかけも付いています。
こちら「天ぷら付通いそば」。
香りそばほど、そばの香りは高くないですが、ツルツルとのどごしの良いおそば。
この日の天ぷらは、海老とさつまいもとピーマンでした。
いずれのおそばも美味しくいただきました。
「栄屋 木下東店」ということは、他にも店舗があるのですか? と奥様にうかがったところ、お店はここだけで、この場所での営業は25年ですが、以前は木下駅の西側、印西市大森にお店があったそうです。
以前にご紹介した酒屋さん「酒乃なべだな」のすぐ近くです。
その建物は今もまだ残っていました。
現在の店主さんで三代目になるそうです。
大正時代に創業し、昭和・平成・令和と続く老舗のおそば屋さん「栄屋」。
ぜひ、美味しいおそばを食べに行ってみてはいかがでしょうか?
暫くは水曜・木曜がお休みで、11:00~14:30のお昼営業のみだそうです。(2024年3月現在)
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