【印西市】「遊遊亭」は個性的なラーメンメニューが豊富な昼も夜もラーメンが食べられる居酒屋さん
印西市高花にある小さな商店街「ポルト高花」。
その中のお店のひとつに、ラーメン居酒屋さん「遊遊亭(ゆうゆうてい)」があります。
居酒屋さんですがランチもやっているということで、この日はランチでうかがいました。

窓から読売ジャイアンツのマスコット「ジャビット」がのぞいていますよ。
野球が好きなのでしょうか。

店内はカウンター3席、小上がりは4人掛け×2、8人掛け×1、テーブル4人掛け×2と、各パターンが揃っています。

カウンター席

小上がり席(8人掛け)

テーブル席
こちらがラーメンメニュー。
とんこつ醤油、魚介とんこつ、醤油、白とんこつの4種類がベースのようです。

13時以降の限定メニューもあります。
この中から、こしょうそばをいただくことにしました。

ラーメンとのセットメニューもあるとのことで、もうひとつは、ラーメン・焼肉丼のセットで、ラーメンは前出の4種類のスープの中より、背脂入りのとんこつしょう油をチョイス。

あと、ぎょうざも5個お願いしました。

その他に、壁にはバラエティ豊かな個性的なラーメンメニューが色々。

ラーメン以外の単品メニューも豊富。
次回は夜に飲みにも来てみたいですね。

まずは、ぎょうざが運ばれてきました。
町中華などとはまた違う家庭的な優しい味のぎょうざでした。

そして、ラーメン・焼肉丼のセット。

とんこつしょう油ラーメンは、見た目はシンプルですが、スープにたっぷり背脂を浮かせていて、チャーシューも厚く、スタミナ満点。
スープの出汁にはゲンコツを使われているということで、こってりとした厚みのあるスープが美味しいラーメン。

焼肉丼は、お肉にしかっりタレが絡んだ美味しい丼でした。
サイズは小さめですが、ラーメンとセットでいただくと、結構お腹いっぱいに。

そして、こちらがこしょうそば。
塩味の野菜のあんかけにたっぷりこしょうがかかっています。

このこしょうそばは、以前に品川にあったとある人気店のこしょうそばを彷彿させますが、店主さんにうかがうと、確かにそのお店をオマージュし、自分なりにアレンジして作ったメニューなのだそうです。
店主さん自身がラーメン好きで、色々なラーメンを食べたり、テレビなどで見たりした中で、「これをうちでも作ってみたいな。」と思ったメニューを取り入れているそう。
このこしょうそばもそのひとつ。

野菜のあんかけにとろみが利いているので、スープが麺とよくからみます。
スープ・麺をすすると、こしょうもぶわっと口に入ってきますので、ひとくち目はむせましたが、ふたくち目以降はむせることなく、このこしょうの刺激がなんだかクセになります。
最後まで美味しくいただきました。

こちらが、「遊遊亭」店主の颯佐(さっさ)ご夫妻。
もともとは印西市滝野で、颯佐さん(ご主人)のお母様が居酒屋さんとして「遊遊亭」を営んでいらっしゃいました。
お父様がラーメンが好きで、今ほどではありませんが、当時から多少はラーメンメニューがあったそうです。
その後、13年前にここ高花に移り、「遊遊亭」としてはトータルで28年営業されています。(2025年現在)
前出の通り、ご自身が食べたり見たりしたラーメンを自己流にアレンジして作られた他、お客さんからの要望で作ってみたりしていくうちに、だんだんラーメンのメニューが増えていったのだそう。
今後も増えていくのでしょうか。楽しみです。

店主の颯佐ご夫妻
そういえば、お店の入り口のところだけでなく、店内のあちこちに野球関連のものが沢山飾ってありますが、やはり野球が好きなのでしょうか?
颯佐さんの息子さんの心汰(ここた)さんは、我孫子市にある中央学院高校の野球部に所属されていました。(この2025年春にご卒業)
中央学院高校野球部は、昨年2024年の春の甲子園(第96回選抜高等学校野球大会)に6年ぶり2回目の出場を果たし、ベスト4に輝きました。
その甲子園で心汰さんは投打の二刀流で活躍されました。
そんな心汰さんの中央学院高校野球部時代の写真やアイテムの他、子供の頃所属していた印西市内の少年野球チームの思い出の品々などが飾られていました。
ご家族や地域の方々が心汰さんを応援されていたことがよく伝わります。


心汰さんが小・中学校時代に練習で使っていたボール
ぜひ、個性的なラーメンメニューが豊富な「遊遊亭」にラーメンを食べに、夜は飲みながらラーメンを召しあがってみてはいかがでしょうか?
野球好きな方もぜひ!

ポルト高花共同駐車場。「ラーメン遊遊亭」と「来客用」と書かれたところが駐車可能。
「遊遊亭」はこちら↓