【印西市】どこか懐かしい昭和レトロな文房具店「櫻井商店」は、人気ロックバンドの曲にもなった聖地だった!
昔からそこにお店があるのはずっと知っていましたが、最近になってお店の前を通った際、今も変わらず営業されていたので思わずふらっと立ち寄ったこちらの「櫻井商店」。
「櫻井商店」は街の文房具店です。昔はこういう文房具店が多かった記憶がありますが、いつの頃からかこういう文房具店は減ってきた印象ですね。早速お店に入ってみます。
お店に入ろうとしてふと横に目を向けると、こんな昔なつかしいガチャガチャの機械がありました。近年、ガチャガチャがブームになっていますが、流石にこの型のガチャガチャは見かけないですね。
お店に入るとすぐのところにアイスクリームの冷凍庫があります。文房具だけでなくアイスクリームも売っているのですね。お店の中はしーんと静まりかえっています。誰もいないのでしょうか?
「こんにちはー。」と声をかけると、「はい、いらっしゃーい。」と、高齢の女性の店主さんが売り場の一番奥から顔をのぞかせました。どうやらお店の奥で読書をされていたようでした。
置いてある商品がどれも昔懐かしい物ばかりなので、色々見させていただきました。
こちらは筆記用具ですね。今でもこういう缶のペンケースはあるのですね。ねりけし、懐かしい。
文房具だけでなく、おもちゃも売っています。おもちゃのピストルやパチンコ、おはじきもありますね。
シャボン玉やビーズ、リリアンなど、子供の頃こういった物で遊んだ記憶があります。
お店の中にゲーム機も置いてあります。今も使える物かどうかはわかりませんが、ここで子供たちがこのゲーム機でよく遊んだのでしょうね。
お菓子や駄菓子も売られています。商店なので、文房具も駄菓子もどちらも扱っているのですね。
そして気になったのがこちらの『神聖かまってちゃんボールペン』。店主さんに尋ねると、人気ロックバンド「神聖かまってちゃん」のメンバーが印西市出身で、こちらの「櫻井商店」には子供の頃よく来ていたそうです。
バンドの曲のひとつに【ぺんてる】という曲があり、それはここ「櫻井商店」のことを歌った曲ということで、メンバー公認のオリジナル『神聖かまってちゃんボールペン』をこちらで販売されているようです。ボールペンをよく見ると【ぺんてるに 行きました】と書かれていました。歌詞の一部みたいですね。
年に何人ものファンの方々が聖地巡礼として全国からこちらの「櫻井商店」を訪れるそうです。「先日は韓国からもファンの方が来られたのよ。」と来店したファンが記録を書き残していくノートをめくりながら仰っていました。
ショッピングモールなどが無かった頃の子供たちにとっては、ここは放課後や休日の楽しいたまり場だったのでしょうね。
そんな「櫻井商店」は今年2023年でちょうど創業50年を迎えるそうです。「今ではお店は趣味でやっているようなものよ。」と店主さん。今後もお元気にお店を続けていただきたいですね。
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