【白井市】ゴルフ場の8番ホール脇に湧く泉、竜神伝説にまつわる「清戸の泉」を探しに行ってみた!
白井市清戸にあるゴルフ場の船橋カントリークラブの中に、竜神伝説にまつわる「清戸の泉」(千葉県指定史跡)があるという資料を白井市郷土資料館で見たので、その「清戸の泉」を探しに行ってみました。
船橋カントリークラブのクラブハウスの受付で許可をいただき、探索はスタートです。
『クラブハウスの正面にある練習場から入って、矢印に従って進んでください。』とのこと。
練習場を横目にして進んでいきます。
このようにところどころに「清戸の泉」への道順の矢印がありますので、それに従って行くので迷うことはありません。
コースでラウンドを楽しんでいる皆さんのお邪魔にならないように順路を進んでいきます。
矢印の通りに進むと、だんだん林の中に入って行きます。
気づけばけもの道のようになり、『本当にこっちでいいのか?』と若干不安にもなりますが、矢印の示す通りに進んでいきます。
こんなに鬱蒼と木が生えた林の中を歩いていると、ここがゴルフ場の中だということを忘れそうになります。
そしてやっと掲示板と祠(ほこら)が見えてきました。
掲示板には、「清戸の泉」についての説明が書かれています。
平安時代、この地で日照りが続き人々が苦しんでいるとき、どこからかやってきた老僧に教えられたとおり竜神に祈りをささげたところ、大雨が降り、雷とともに青い竜が落ちてきたとのこと。
人々は僧のすすめで池を掘って竜と一緒に弁天様をまつりました。それが「清戸の泉」の始まりのようです。この付近には竜神信仰に基づく伝説や遺跡が多く、「清戸の泉」はその代表例なのだそうです。
こちらがその「清戸の泉」ですね。泉の水はゆっくり静かに流れていました。
泉のすぐ脇には8番ホールのコースが。神聖な泉に池ポチャならず泉ポチャしないといいのですが。
ご興味のある方は、まず船橋カントリークラブの受付で許可をもらい、コースでプレイをしている方々のお邪魔にならないよう気をつけて「清戸の泉」見学をしてみてはいかがでしょうか?
「清戸の泉」はこちら↓