【印西市】印西音頭の歌詞にも出てくる「光堂」は室町時代に建てられた国指定重要文化財
『利根のナー 利根の大川朝霧はれて・・・』で始まる印西音頭。ご存じでしょうか?
印西音頭の2番の歌詞:
『筑波ナー 筑波あの峰 あの空はるか 今日も明日も 伸び行く町は 古い歴史の夢の跡 サテ 光堂やら結縁寺 ソレ イヤサカ サッサト 印西ヨイトコ ヨーイトナ』
前置きが長くなりましたが、この2番の歌詞に出てくる「光堂」は国指定重要文化財だという話を聞き、見に行ってみました。
「光堂」は通称で、「宝珠院観音堂」が正式名称のようです。
民家の敷地の間の細い道を入っていきます。
『光堂道』と書いてあるので、このルートで合っているようです。
だんだん木が鬱蒼としてきて、少々不安になってきます。
少し道が開けてきました。
そして奥に建物らしきものが見えてきました。
こちらが「光堂」です。とても趣のある古いお堂です。
屋根は立派な茅葺です。
実は、今年2023年2月に一度訪れたのですが、その時は保存修理工事の最中で建物を見ることができませんでした。2023年3月末に工事が完了し、茅も葺き替えられたようです。
「宝珠院観音堂」(光堂)は、昭和9年に国指定重要文化財に指定されたようです。
建立年代は、なんと、室町時代!
途中で保存修理工事はされているとはいえ、室町時代に建てられたものが今も残っているとは大変貴重ですね。
そんな古い歴史の、印西音頭の歌詞にも出てくる「光堂」を一度訪れてみてはいかがでしょうか?
「宝珠院観音堂」(光堂)はこちら↓