【印西市】とっても緻密で繊細、そして超リアル! ジオラマ展がジョイフル本田で8月20日まで開催中!
現在、ジョイフル本田千葉ニュータウン店で、とても興味深いジオラマ展が開催されています。
ジョイフル本田2階のギャラリーにて、「立川 伸の世界」というジオラマ展が2023年7月22日(土)~8月20日(日)で開催されています。
ジオラマ展は入場無料で、ギャラリー内は撮影も可能です。このたび見学をさせていただきました。
ウルトラマンがいますよ。これは円谷プロダクション50周年でジョイフル本田とコラボした時のものをジオラマにしたものだそうです。
戦いの舞台がジョイフル本田千葉ニュータウン店になっていますね。
こちらはどこか外国の船着き場のジオラマです。
作業をしている人、座ってこちらを見ている人、いずれもリアルです。そして何より、水面がまるで本物の波が立っているように見えます。とても素敵な作品です。
こちらの作品は、中国のどこかのアパートのジオラマです。
建物の老朽感や、ベランダの柵の色落ちや錆び、洗濯物のヨレ感まで伝わってきます。
作品を上から見たところです。屋上に無造作に置かれた配線など、細かいですね。
この作品は中国ですが、ヨーロッパなど海外に行った時に見た景色を、実際のものとは縮尺は変えているそうですがだいぶ忠実に再現して作品を作られているそうです。
これは、昔の戦闘機の修理工場のジオラマです。
見る角度で、見える物やイメージが変わりますよ。こちらは飛行機前方側から見た様子。
斜め上から見た様子。
飛行機真横から見た様子。
飛行機の配線なども細かいですが、とにかく工場内に置かれている小物が細かいです。
工場の隅に置かれているこれらの工具まで緻密に作られています。工具箱に入ったスパナやレンチは数ミリのサイズなんですよ!
国内の場合、作品のために現地に行って色々な角度から写真を撮ったり、実際に測量したりもするそうです。
こちらは作品のモデルとなった都内の秘境駅「白丸駅」です。
それをジオラマにしたものがこちら。
作品の駅の部分の正面に虫眼鏡が設置されていたので、そこから作品をのぞくと、駅の点字ブロックをよく見るとしっかり点字が打たれているところまで確認できました。なんと細かい!
こちらが、これらのジオラマ作品を造られた造形作家の立川伸さんです。ギャラリー内で自ら作品のご説明をされていらっしゃいました。
立川さんは横浜生まれ。造形を始めたきっかけは、幼少の頃、ご近所に絵のデザイナーの方がおりその方のところに絵を習いに行っていて、小さい頃から中学2年くらいまで製図などをしっかり仕込まれたのだそうです。
現在、ジョイフル本田千葉ニュータウン店内に工房を持たれていて、そこで色々な作品を制作されていらっしゃいます。
依頼を受けて制作する物も多数あるそうです。1つの作品で制作には3ヶ月から半年ぐらいかかるのだそうです。
立川さん、もともとホームセンターマニアだったそうで、そんな大好きなホームセンター内でお仕事をされているのですね。
立川さんに、ちなみに今回展示している作品の中でご本人のお気に入りをうかがったところ、こちらの「雨の港」という作品だそうです。
横浜生まれということもあり、海(港)が好きなのだそうです。また、雨も好きで、最近はこのような雨をイメージした幻想的な作品がご本人のブームなのだそうです。
今度、ぜひ工房もおじゃまさせていただきたいと思いました。
今回ご紹介した作品以外にも、色々な興味深いジオラマ作品がこちらで展示されています。
8月20日(日)まで開催されていますので、ジョイフル本田千葉ニュータウン店に行かれた際は、ぜひ、立川さんのジオラマ展をのぞいてみてはいかがでしょうか?
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