【印西市】10月12日に2年ぶりに再オープンした「そば処さつき」はボリューム満点! コスパの高い老舗お蕎麦屋さん
今年2024年8月1日にカインズ千葉ニュータウン店の敷地内にオープンした「家系ラーメン 王道家直系 修」を取材させていただいた時のこと。
【印西市】「家系ラーメン 王道家直系 修」が8月1日(木)待望のオープン! 王道家の味を踏襲しつつオリジナリティのあるラーメンは絶品!
修さんこと店主の齋藤修一さんより、「近々、幼馴染みの同級生が、ご両親のお店を継いでお蕎麦屋さんを再オープンするんですよ。」と教えていただきました。
そのお蕎麦屋さんは、印西市大森にある「そば処さつき」というお店で、昭和50年創業の老舗です。
以前にご紹介しました「お食事処ほまれ」と同じ通り沿いで、歩いて1分ほどのところ。
「そば処さつき」は2022年12月に一度お店を閉められましたが、このたび、2年ぶりに息子さんがお店を継ぐかたちで、10月12日に再オープンされました。
数日間のプレオープン後、通常営業が開始されたタイミングでうかがいました。
看板や暖簾も新しくなっていました。
お店の脇には、こんな斬新なお蕎麦を食べているピクトグラムの看板も。
お店の駐車場は、道路を渡った向かいに3台分あります。
店内もリニューアルされたそうで、床や壁紙、テーブルや椅子も新しく綺麗です。
テーブルは、移動可能な2人掛けテーブルが6つ、畳の小上がりに4人掛けお座敷テーブルが2つ、計20席あります。
新しくなった「さつき」は、注文から食後の食器の返却までの一連の流れがすべてセルフサービス方式になっています。
また、「さつき」の蕎麦は、一般的には大盛りサイズといえる400gが並盛りなのだとか!
蕎麦もつゆも自家製で、毎日作られているそうです。
天ぷらもオーダーが入ってから揚げるので、アツアツをいただけるそう。
店内入ってすぐのところに券売機がありますので、こちらで食券を購入します。
こちらはおすすめメニュー。
こちらは冷たい汁のお蕎麦メニュー。
そして、こちらは温かい汁のお蕎麦メニュー。
その他、写真はありませんが、天ぷらの単品や、サイドメニューもあります。
この日いただくことにしたのは、温かい天ぷら蕎麦と、冷たいとろろ蕎麦。
並サイズで頼みましたので、もちろん400gです。
今年令和6年産の新そばは、北海道石狩沼田産キタワセ種を使っているそうです。
また、「さつき」で使っている鰹節は、本枯本節二年物といって、本節の中でも製造から二年以上経過し、乾燥と熟成が非常に進み旨味が凝縮した、雑味のない上品な出汁が取れるのが特徴とのこと。
ほどなくして番号が呼ばれ、カウンターにできあがったお蕎麦を取りに行きます。
カウンターには薬味や調味料が置かれており、自由にかけたりトッピングしたりできます。
蕎麦湯もセルフサービスです。
写真はないですが、蕎麦湯はトロッとしていて、ポタージュスープのような感じでした。
こちらが温かい天ぷら蕎麦。
丼の中なのでわかりづらいですが、蕎麦は400gなので、結構な量が入っています。
天ぷらの種類が豊富です! (写真はたぶんお皿の向きが上下逆ですが…)
しそ・蓮根・茄子・さつまいも・たけのこ・海老・かぼちゃ・ししとう。
揚げたてアツアツの天ぷらはとても美味しかったです。
こちらが冷たいとろろ蕎麦。
真上からの写真だとお蕎麦の量がわかりづらいので…
斜めから。
お蕎麦が立体的に。
横から。
400gのお蕎麦が盛り上がっています!
ズームアップ!
とっても食べ応えがありました。
お蕎麦も香り高く、蕎麦つゆはしっかりした味だけどお蕎麦の風味を消さず、バランスが取れていてとても美味しいお蕎麦でした。
普段、お蕎麦だけで満腹になるということはなかなかないのですが、満腹になりました。
こちらが、「そば処さつき」先代ご夫妻と二代目の息子さんの平山家の皆さん。
先代のお父様は、東京・湯島の大盛り蕎麦がメインのお蕎麦屋さん「日の出」(現在は閉店)などで蕎麦打ちを学んだ後、昭和50年に印西市大森に「そば処さつき」をオープンされました。
大盛りのお蕎麦は、修行先の影響だったのですね。
50年は続けたいと思って営業されてこられましたが、48年を迎えた2022年に奥様が怪我をされたのを機に閉店されました。(現在は回復されています。)
息子さんは以前は飲食とは全く違うお仕事をされていましたが、お店を継ぐ事を決心。
お店を継ぐにあたり、都内のお蕎麦屋さんに修行に行かれました。
現在、二代目の息子さんが作られているお蕎麦は、先代の時とは違うお蕎麦を作られているそうです。
でも、蕎麦つゆに関しては、息子さんがお父様の作るつゆの味が好きだったのでその味を変えたくないということで、レシピを受け継いでいるのだとか。
先代の時は、お蕎麦の他に、ラーメンやご飯ものもやっていたそうですが、前出の通り、400gという非常にボリューミーなお蕎麦を提供されていますので、お蕎麦でお腹いっぱいなり、ご飯ものを頼むお客さんがほとんどいないということで現在はご飯ものはやっていないそうですよ。
店名の「さつき」は、お父様のご出身の香取郡山田町(現在は香取市)の屋号からとったのだそうです。
代替わりして2年ぶりに再オープンした「そば処さつき」の、美味しくてコスパの高いお蕎麦をお腹いっぱい召し上がってみてはいかがでしょうか?
「そば処さつき」はこちら↓