【白井市】まるで地面から飛び出てきたような『竜の頭』と『竜の爪と玉』がある白井市桜台の２つの公園
千葉ニュータウン中央駅からも程近い、白井市桜台の公園には以前からずっと気になっているものがありました。
まずひとつが、白井市桜台センターのすぐ隣りにある「三本松公園」の、こちらの地面から飛び出したような、はたまためり込んだような玉のオブジェです。
よく見ると三本の爪のようなものが付いています。実はこれは竜の爪なのだそうです。伝説の竜のイラストなどで竜が握っている玉、いわゆる『ドラゴンボール』をつかんでいるところのようです。
そしてもうひとつが、ニトリ千葉ニュータウン店の裏手の住宅街にあるこちらの「一本桜公園」の中にあります。公園の真ん中あたりにご注目ください。
なんと、公園の地面から竜の頭が出ています。立体的でとてもリアルです（架空の生き物ですが）。色合いがとても綺麗なモザイクで作られたオブジェです。
それにしてもなぜ桜台の２つの公園には竜に関係するオブジェがあるのか、白井市教育委員会生涯学習課の方にお伺いしました。
白井市を含む北総地域には、竜神信仰に基づく伝説や遺跡が多く、その代表例が白井市清戸の船橋カントリークラブの中にある「清戸の泉」であることを以前の記事でご紹介しました。
桜台はその「清戸の泉」からも近く、こちらに公園を造る際に「清戸の泉」の竜神伝説をモチーフにデザインされたのだそうです。
こちらは、公園の奥側から竜の頭を後方から見た様子です。手前に見えるモザイク模様は竜の尻尾のようです。公園全体が竜の体を表しているようですね。
そして竜が見つめるその先には桜並木があります。
白井市桜台は、その名の通り桜の名所でもあります。印西市との境から続くこちらの「一本桜公園」の前の通りの桜並木は、桜が満開の時期は圧巻です。
写真は2023年3月19日（日）に撮影したもので、この時はまだ桜は一分咲きぐらいでしたが、今はだいぶ咲き進み、満開を迎えるのも間もなくではないでしょうか。
満開の桜並木と、竜神伝説にちなんでデザインされた竜のオブジェを見に、桜台に行ってみてはいかがでしょうか？
以前ご紹介した竜神伝説にまつわる「清戸の泉」の記事はこちら↓
「三本松公園」はこちら↓
「一本桜公園」はこちら↓
