【鎌ケ谷市】鎌ヶ谷大仏駅近く、創業40年の老舗うどん屋さん「お多福」のうどんは伝統的な大阪の味
新京成線の鎌ヶ谷大仏駅南口から歩いて3分ほどのところの住宅街に、うどん屋さん「お多福」があります。
鎌ヶ谷大仏駅からのルートは、以前にご紹介した、お酒を飲まなくてもラーメンだけでも大歓迎の「居酒屋・麺阿弥けんちゃん」の前を通り過ぎ、次の交差点を右折した先になります。
店内は、入ってすぐのところにカウンター席が6席ほどあり、お店奥には広いお座敷席があります。
お座敷席からはちょっとしたお庭も見えます。
お座敷は、ふすまで仕切られた二間になっており、全部で24席ありました。
純和風の造りで、なんだか落ち着く空間です。
こちらがメニューです。
手すき和紙に墨で書かれた文字がとっても味があります。
店主さんのお知り合いの方に書いていただいたものだそうですが、各テーブルにあるメニューそれぞれコピーではなく、ひとつひとつ手書きされたものだそうです。
壁に同じく手すき和紙に描かれたとても雰囲気のあるお多福の絵もありましたが、同じ方に描いていただいたものだそうです。
この中から、とろろセットと、天ざるうどんをいただくことにしました。
「お多福」のうどんは、天然塩と活性水で練り、お出しは鰹と利尻昆布などからとっているそうです。
店主さんの奥様にお話をうかがったところ、ご主人はもともと和食料理人でしたが、伝統的なうどん文化が根付いている大阪の、有名なうどん屋さんへ修行に行かれました。
大阪ではうどんの作り方を習う一方で、うどん店の方々に和食を教えてあげたりもしていたそうです。
その後千葉に戻り、うどん店「お多福」を40年前に創業されました。鎌ケ谷大仏に来てからは20年になるそうです。(2023年現在)
大阪うどんは昆布などをふんだんに使った出しが特徴ですが、「お多福」でも出汁に利尻昆布を使っているのも大阪譲りの作り方だからなのですね。
そして奥様曰く「今からうどんは打つから。」と。うどんは注文が入ってから、機械を使いますが、数人分ずつ打っているそうです。
こちら天ざるうどんです。
天ぷらは海老、かぼちゃなどの野菜の他に、かき揚げも。
打ちたてのうどんは、もっちりしているけどつるっとしたのど越しの美味しいうどんでした。
そしてこちらは、とろろセット。
うどんは、まさに出汁で食べるうどんでした。
出汁は香りも良く、薄味なので飲み干せました。
とろろも、ご飯にかけて美味しくいただきました。
鎌ケ谷で伝統的な大阪の味のうどんがいただける、創業40年の老舗うどん屋さん「お多福」に行ってみてはいかがでしょうか?
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