【印西市】あのフラミンゴや孔雀もいる「瀧水寺」にて、有形文化財の鐘で大晦日に除夜の鐘がつけます!
北総線の駅の構内で見つけた「大晦日 除夜の鐘 “鐘”を鳴らしてみませんか?」と書かれたこちらのポスター。
一般の方も大晦日に除夜の鐘をつかせてもらえるところがあるようです。
どこのお寺で除夜の鐘がつけるのかな、と見てみたところ、なんと! 以前にご紹介した印西市滝にある天台宗のお寺「瀧水寺」(りゅうすいじ)でした。
あの、フラミンゴや孔雀がいるお寺です。
ポスターによりますと、場所は「瀧水寺 薬師堂境内にて」と書かれています。
(※以下すべて写真は2023年初夏に撮影したもの。12月現在と多少景色が違います。)
薬師堂には、仁王門の左右に、鎌倉時代末につくられた木造の金剛力士像があり、それらは千葉県指定有形文化財に指定されています。
また、同じく境内にある南北朝時代につくられた梵鐘も、千葉県指定有形文化財です。
除夜の鐘つきは「瀧水寺 薬師堂境内にて」とのことですので鐘はこの梵鐘かと思われますが、そんな貴重な文化遺産を一般の方がゴンゴンつくことができるのでしょうか?
「瀧水寺」の住職の奥様にお話をうかがうことができました。
やはり、除夜の鐘でつくのは、千葉県指定有形文化財の梵鐘とのこと。
一般の方にも開放した除夜の鐘つきは毎年行われていたそうですが、新型コロナの影響で2020年以降は行えていませんでした。
今年2023年は4年ぶりの開催だそうです。
大晦日当日は、除夜の鐘整理券が配布されます。
23:45より、最初に住職が除夜の鐘をつき、続けて一般の方も整理券の順番通りに鐘をつくことができます。
また、大晦日の夜から境内では副住職が臼と杵を使ってお餅をつかれるそうで、つきたてのお餅がいただけます。(あんこやきなこなど味が選べます。)
お餅以外にも温かい汁物ややきとりなども振る舞われるそうですよ。
「それにしても、すぐ近くで真夜中にゴンゴン鐘をつくので、フラミンゴや孔雀たちはびっくりしてしまうのではないですか?」と尋ねると、「大丈夫!」とのことでした。
「夜はとても寒いので、ご来院の際は暖かくしてお越しください。」と仰っていました。
ぜひ、貴重な文化遺産の鐘で除夜の鐘をつきに「瀧水寺」に大晦日に行ってみてはいかがでしょうか?
- 「瀧水寺」大晦日 除夜の鐘
2023年12月31日(日)23:45~(雨天中止あり)
「瀧水寺」(りゅうすいじ)はこちら↓