【印西市】「印旛沼公園」の梅園の色とりどりの梅の花が咲き始めています

佐倉市とも隣接する西印旛沼の近くのまち印西市師戸に、「千葉県立印旛沼公園」があります。
以前にご紹介したテイクアウトうなぎ専門店「白藤養魚」が近く、歩いて4分ほどです。
また、師戸囃子保存會の皆さんがお囃子を奉納する神社の「師戸宗像神社」も近く、歩いて5分ほど。
「印旛沼公園」は小高い丘の上にあります。

印旛沼公園梅の花_入り口

けっこう広い公園です。

印旛沼公園梅の花_案内図

公園の案内図とは別に、「印旛沼公園」の説明書きもありました。
それによりますと・・・

公園のほぼ中央にある自由広場。
この広場を、子どもの背丈ぐらいの窪地がぐるりと囲んでいます。
この周辺は、鎌倉時代、当地の豪族・師戸四郎の居城だったといわれる場所で、印旛沼公園は、城址の保存を目的のひとつとして開設されました。
子どもの背丈ほどの窪地は、濠跡というわけです。
空濠だけでなく、本丸や二の丸跡、土塁が残され、城郭の様子を知ることができます。
印旛沼公園はこれらの史跡をできる限り活用した施設配置がされています。
(丘の歴史より)

「印旛沼公園」は城跡だったのですね。

印旛沼公園梅の花_説明書き

公園内には師戸城跡模式図と、師戸城の歴史の書かれたものも掲示されていました。

師戸城は、千葉氏の一族であった臼井氏の居城である臼井城の支城として、14世紀に築かれたといわれる。
印旛沼の対岸にある臼井城とは「渡(わたし)」で連絡され、臼井城の防衛に大きな役割を果たしたと考えらる。
しかし、1590年、豊臣氏による下総攻略で落城し、臼井城と命運を共にした。
本丸、二の丸、三の丸、道場台の4つの郭(くるわ)外敵を防ぐための土塁、空濠などがみられ、中世城郭としての様式をよく残すとともに本県の歴史を知る上で価値の高い城跡である。
(師戸城の歴史より)

印旛沼公園梅の花_師戸城模式図

土塁、空濠(カラボリ)は、場所によってはとても溝が深いところもありました。

印旛沼公園梅の花_空濠2

本丸があったところは、今は展望台になっており、印旛沼を一望できます。
対岸の佐倉市(臼井付近)もよく見えます。

印旛沼公園梅の花_印旛沼

ここまでは昨年2023年夏に訪れたときの様子になります。
その時に「印旛沼公園」内に梅園があることを知り、梅の花の季節がやってきましたので2024年2月にふたたび訪れてみました。
ちびっこ広場の周囲の空濠は浅めの子どもの背丈ぐらいの窪地になっていました。

印旛沼公園梅の花_空濠1

野球などもできる公園のほぼ中央にある自由広場の近くに梅園があります。

印旛沼公園梅の花_梅園

梅園内には、白やピンク色の梅の花の木がいくつもあります。

印旛沼公園梅の花_梅の花1

訪れた2024年2月4日(日)時点で、3分咲きぐらいでしょうか。

印旛沼公園梅の花_梅の花2

白やピンクだけでなく、黄色の梅の花も。

印旛沼公園梅の花_梅の花3

こちらの梅の花は、蝋梅(ロウバイ)のようですね。

印旛沼公園梅の花_梅の花4

この日はあいにくの曇り空でしたが、太陽光が少ない中でもピンク色の梅の花はとっても色鮮やかに咲いていました。

印旛沼公園梅の花_梅の花5

梅の花の向こうには、印旛沼も一望できました。

印旛沼公園梅の花_梅の花6

「印旛沼公園」の梅の花の見頃はまだしばらくは続きそうです。
ぜひ、梅の花を見に、そして、昔は師戸城だった「印旛沼公園」の歴史を感じに、「印旛沼公園」を訪れてみてはいかがでしょうか

「印旛沼公園」はこちら↓

イチーバくん

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