【鎌ケ谷市】パンが好きだったからパン屋さんになったシェフが焼く100種類のパンが並ぶ「palaoa」(パラオア)
新鎌ケ谷駅から徒歩10分、鎌ケ谷警察署や鎌ケ谷市制記念公園からも近いところに、パン屋さんの「palaoa」(パラオア)があります。
営業日は木曜日~日曜日の週4日で、土日はいつも行列ができているので、この日は平日にパンを買いに行きました。
店内は5人ほど入るといっぱいになるくらいの決して大きくはないお店ですが、パンの種類はとても豊富です。
その種類、なんと100種類もあるのだとか!
「palaoa」はハード系のパンの種類が特に多く、ハード系パン好きはたまらないと思います。
バゲットもありますよ!
こちらはお店の名前と同じ『パラオア』という名前のパンです。フランス生地にドライマンゴー・パイナップル・アーモンド・ホワイトチョコが入った、ハワイをイメージしたパンだそうです。
ハード系以外にも、デニッシュなどの甘いパンもあります。
冷蔵のショーケースには、サンドイッチやクリームパンなどもあります。
この日はお昼の12時くらいに訪れたのですが、ちょうどその時間に焼きあがるパンも沢山ありました。
どれにしようか迷っているところへ、焼きあがったパンがどんどん並べられていくので、ますます迷ってしまいます。
こんなに極厚なベーコンを挟んだパンもありますよ! お昼ご飯をまだ食べていない身としては、つい手が伸びてしまいました。
オーナーシェフの池口さんにお話を伺いました。
池口さんは船橋市のご出身。
以前はパン作りとはまったく違う自動車修理の仕事をされていましたが、33歳の時に、パンを作りたいと思い転職、最初は幕張の小さなパン屋さんで修業を始められました。
全部で3つのお店で修業をされ、その後、2009年に白井市桜台に「palaoa」をオープンしました。
その後、桜台の店舗が手狭になった為、新たな店舗を探し、2012年9月にここ新鎌ケ谷に移転オープンとなりました。
「palaoa」とは、ハワイ語で「小麦」という意味で、池口さんの娘さんがフラをやっていることもありハワイ語の名前にしたのだそうです。
白井市桜台にあった頃から地域に「palaoa」のファンも多く、桜台のみならず、すぐ隣りの印西市の千葉ニュータウンの方々もよく買いに来られていたそうです。
新鎌ケ谷への移転を惜しむ声も多かった為、移転後の現在は「palaoa」のパンが、地元農産物直売のお店「わくわく広場イオンモール千葉ニュータウン店」でも販売されていますよ。
『それにしても、なぜパン屋さんになったのですか?』とうかがうと、答えは、『パンが好きだったから。』・・・
池口さんは、子供の時に扁桃腺の手術をしたそうで、術後、毎日重湯ばかり食べさせられていて苦痛になっていたある日、お母様が牛乳に浸した食パンを食べさせてくれ、それがすごく美味しく、それ以来パンが好きになったのだそうです。
そんなパン好きのシェフが焼くパンを買いに「palaoa」に行ってみてはいかがでしょうか?
「palaoa」(パラオア)はこちら↓