【印西市】印旛日本医大駅のサブネームにもなっている『松虫姫』伝説の残る「松虫寺」に行ってみた
以前からずっと気になっていたのが、北総線の印旛日本医大駅のサブネーム『松虫姫』という名称。
どうやら『松虫姫』というお姫様の伝説あるお寺「松虫寺」があるとのことで、訪れてみました。
印旛日本医大駅からは車で5~6分のところに「松虫寺」はあります。林の中にひっそりと佇んでいます。
本堂は朱色の小さなお堂です。
お寺の境内に「松虫寺」の概要の説明石がありました。
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奈良時代、聖武天皇の皇女『松虫姫』が重い病に患られた時、不思議な夢のお告げにより、下総に下向され、萩原郷に祀られていた薬師仏を祈り、重患が平癒したので、天皇は行基に命じて七仏薬師を刻み、一寺を建立し、姫の御名をとって松虫寺と名付けられたと言う。
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聖武天皇と言えば、あの奈良の東大寺を建てた方ですね。
それにしても『松虫姫』も、鉄道も車も無かった時代に奈良から現在の千葉県印西市までの長旅はさぞかし大変だったのではないでしょうか。
前述の七仏薬師は、現在は重要文化財となっているようです。七仏薬師は見ることができませんでした。
お寺の山門のすぐ隣りには鳥居があります。
鳥居の奥には神社がありました。
綺麗な色合いの彫刻が施された「松虫姫神社」でした。
境内には『松虫姫』の御廟があり、神社は姫を祀ったもののようです。
「松虫寺」と「松虫姫神社」はこんなにすぐ隣りにありました。
駅のサブネームにもなっている奈良時代の『松虫姫』伝説の残る「松虫寺」に、機会があれば行ってみてはいかがでしょうか?
「松虫寺」はこちら↓